fuwafuwa modern’s diary

個人の感想をダラダラ垂れ流すだけ

今の日本人と昔の日本人から学ぶ”慕われる人間とは”

残念ながら今の日本人の多くには「温かい心」が無い。明治や昭和までの日本が貧しかった時代は、日本人らしい優しさや温かさがありました。
普通、貧しい時は余裕がなく冷たくなり、豊かになるほど余裕が出て優しくなるはずですよね。しかし実際にはそうではないのです。貧しい時ほど優しくなれるのです。

近代日本は、内戦や4度の戦争を味わっています。西南戦争第一次世界大戦、日清日露戦争、そして大東亜戦争です。近代日本になるまでは、アジアではそれなりに貧しく、欧米各国の植民地になるかと思われていました。しかしそうはならなかった。
ペリーが来航し、開国を強要され植民地になってしまうかと思われました。しかし日本人は不断の努力を重ね、勤勉勤労に務めてきました。貧しいながらも最善を尽くしていたのです。その結果、たった数十年で欧米に300年は遅れていたはずの時を取り戻し、日本を発展させる事が出来ました。
欧米へ留学した日本人は各地で遅れた民族と笑われていましたが、それに挫けず学べるところは目がすり減るくらいに見て回り、必死にメモをしたり覚えたのです。この日本人特有の勤勉さが日本発展のカギとなりました。

日本という国は昔から幾多の災害に襲われ、その都度乗り越えてきました。その経験から、日本人は助け合いの精神を大切にし、常に支え合っていました。東日本大震災はそれを説明するのにわかりやすい例です。自民党に代わり新たに発足した民主党政権。当時の政府は知識不足や無能さが相まって被災者への支援が全く進まなかった。その代わりに活躍したのが米軍(トモダチ作戦)です。しかしこれは米軍のみが活躍した訳ではありません。現地住民の活躍もありました。
先程も申し上げたように、日本人は助け合いの精神を大切にしています。これは個人が自分だけを大切にしていてはなし得ない精神であります。米軍が救援物資を運んできた際、学校の校庭にヘリポートマークを書いたり、整地をしたのは被災して避難してきた住民達です。ヘリに載せられた物資を降ろすのを手伝い、不要な分や過剰分を申告して返却したのも住民達です。これは普通ありえない事です。米国ではハリケーンが到来した際、銃撃や物資の奪い合いがありました。当初日本に来たヘリコプターは避難民の襲撃を恐れ、空中からの物資投下を予定していましたが、日本人の精神を目の当たりにし、その方針はやめたのです。
食料や衣服が足りない時、誰しも「もっと欲しい、独占したい」と思うのは当然の事ですか。しかし避難者は他者を配慮してそれをしなかったのです。これこそ思いやり、助け合いの精神です。

これから見えるように、日本人には優しさや他者を思いやる精神があります。これが他者から慕われる人間性に繋がると私は思います。
私が知る限り、慕われる人間には大きく分けて3つの特徴があります。まず1つ目。人の地位や身分、年齢で区別をしない。欲のある人間は誰しも出世を願うものです。これは人間の本性ですから、間違った事ではありません。しかし、世の中には自己を犠牲にしてでも他者に尽くす存在もいます。慕われる人間の多くが、他者を区別しません。出世の為に上司に擦り寄ったり、媚びを売ったりしない。部下や同僚、例えば後輩にも上下の関係なく誰に対しても同じように接するのです。
そして2つ目。不満を漏らさない。誰しも生きていれば愚痴のひとつやふたつ、こぼしたくなるのも分かります。しかし慕われる人間の多くは不満を口にせず、それを押し切って事を遂行させます。事を遂行するにあたって都合が悪ければ自己で解決します。
最後に3つ目。これが1番大きい事です。自分が窮地に陥った時どうするか。仲間を売るのか解決にむけ必死に努力するのか。例えばリストラが予定されたとします。その時上司に、同僚や部下のネガキャンをして追い落とし、自己を守るのか。はたまた部下や同僚を必死に守るのか。ここに人間性が大きく現れます。自分の窮地というものは、自身の人間性が1番大きく出る。これはマラソンに例える事が出来ます。遅くとも1人で走るのか友達と楽しく会話しながら走るのか、諦めず走り続けるのか減速するのか。自己の利益を守る為に他者に犠牲を強いる人間は誰からも好かれません。

以上のようにまとめましたが、あくまでこれは私の主観から見たことです。人それぞれ価値観は違います。私が全てではありません。しかし、上記した日本人の精神を大切にし、他者を思いやる事をすれば誰からも好かれることは間違いありません。今の日本人は豊かになりすぎた。確かに豊かになることは悪くない。しかし豊かになりすぎたが故にゆとりや余裕を忘れていませんか?地面に落ちている100円玉やハンカチを交番に届けるだけでもいいのです。豊かさを追求するのは素晴らしいことです。しかしそれの実現に急ぎすぎてはいないでしょうか。急ぎすぎは身近な事を見逃す要因になります。今一度余裕を取り戻し、思いやりを大切にしてみましょう。