fuwafuwa modern’s diary

個人の感想をダラダラ垂れ流すだけ

明日からの鉄道を使った通勤通学が少し楽しくなる話

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今回は鉄道を使ってる人に対してすごく簡単に通勤通学が楽しくなる話をします。

まず、自分が乗る電車が新しいのか古いのか見分ける方法です。パンタグラフを見てみましょう。パンタグラフとは電車の天井部に付いているものです。これはひし形の物と、くの字型のシングルアームの物があります。シングルアームパンタグラフの方が新しく、新型車両のほとんどがこれを装備しています。ひし形のパンタグラフは古い車両に多いので、関東圏だとあまり見ないかもしれません。
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(1枚目:シングルアーム 2枚目:ひし形)画像:乗りものニュース様より

次に、列車の乗り心地に関してです。
電車や気動車(ディーゼル車)は動力があって動いています。電車ならモーター、気動車ならエンジンです。電車のモーターも種類があって、古いもので多いのが抵抗制御と言い、新しいものの多くはVVVFインバータ制御を導入しています。
ガチな鉄オタじゃないと詳細に見分けられませんが、一般人は乗り心地で判断することができます。
加速する時に「コンッ コンッ コンッ」という小さい衝撃を何度か発生させるのが抵抗制御です。原理としは、抵抗器を切り替えているため、その時に衝撃が発生します。
VVVFインバータ制御は滑らかに進んでいきます。
乗り心地は衝撃の少ないVVVFが優れています。ちなみに気動車はエンジンの細かな振動や音が聞こえてくるので1発で電車ではないと見分けられるはずです。乗り心地もあまりよくありませんが、ほとんどが田舎で走っていますので都市圏の人には馴染みがないでしょう。

列車の乗り心地に関しては他にもあって、静かな車両を狙うことができます。
列車の側面下方部や車内両端の壁をよく見ると「モハ」や「サハ」「クハ」「モロ」などと書いてある車両を見る事があると思います。JRなら共通してこの記号が使われています。
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意味としては、モはモーターです。クは駆動車(運転台車)で、ハは普通車を意味し、ロはグリーンです。後ろに付く記号はイロハの順なので覚えやすいと思います。イ▶一等車(グランクラス相当) ロ▶二等車(グリーン車相当) ハ▶三等車(普通車)です。
頭に付く文字がサならモーターが付いていない車両なので、運転時のモーター音が少なく静かな車内環境となります。うるさいのが嫌いな人はサハを選ぶといいでしょう。

鉄道の命と言ったら座席だと思います。鉄道の座席は大きくわけて、クロスシートロングシートになります。クロスシートは次の画像のものです。
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クロスシートは進行方向にそった向きに腰かけることができて、流れていく車窓を楽しむ事ができます。
それに対してロングシートは次の画像の物です。f:id:fuwafuwamodern:20210313231423j:plain
ロングシートは進行方向に対して横向きに座るため、後頭部に窓が来るので車窓を楽しむのが難しい仕様となっています。前を向けば旅客がいるのでやはり気まずくなります。
座席にはそれぞれ特性があって、クロスシートは座り心地に優れており車窓を楽しめる。しかし座席定員は少なくなる。
ロングシートは座り心地は悪いし車窓は楽しめないが立席定員を多くする事ができるという点です。ロングシートは通勤通学が混雑するエリアの車両に多く、クロスシートは県をまたぐような長距離移動の旅客が多いエリアで使われます。自分が使う車両はどのような目的の車両なのか見るのもいいでしょう。

さて、ここまで超簡単に解説しました。これで次の日から鉄道に関して少しワクワクできるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございます。