fuwafuwa modern’s diary

個人の感想をダラダラ垂れ流すだけ

明日からの鉄道を使った通勤通学が少し楽しくなる話

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今回は鉄道を使ってる人に対してすごく簡単に通勤通学が楽しくなる話をします。

まず、自分が乗る電車が新しいのか古いのか見分ける方法です。パンタグラフを見てみましょう。パンタグラフとは電車の天井部に付いているものです。これはひし形の物と、くの字型のシングルアームの物があります。シングルアームパンタグラフの方が新しく、新型車両のほとんどがこれを装備しています。ひし形のパンタグラフは古い車両に多いので、関東圏だとあまり見ないかもしれません。
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(1枚目:シングルアーム 2枚目:ひし形)画像:乗りものニュース様より

次に、列車の乗り心地に関してです。
電車や気動車(ディーゼル車)は動力があって動いています。電車ならモーター、気動車ならエンジンです。電車のモーターも種類があって、古いもので多いのが抵抗制御と言い、新しいものの多くはVVVFインバータ制御を導入しています。
ガチな鉄オタじゃないと詳細に見分けられませんが、一般人は乗り心地で判断することができます。
加速する時に「コンッ コンッ コンッ」という小さい衝撃を何度か発生させるのが抵抗制御です。原理としは、抵抗器を切り替えているため、その時に衝撃が発生します。
VVVFインバータ制御は滑らかに進んでいきます。
乗り心地は衝撃の少ないVVVFが優れています。ちなみに気動車はエンジンの細かな振動や音が聞こえてくるので1発で電車ではないと見分けられるはずです。乗り心地もあまりよくありませんが、ほとんどが田舎で走っていますので都市圏の人には馴染みがないでしょう。

列車の乗り心地に関しては他にもあって、静かな車両を狙うことができます。
列車の側面下方部や車内両端の壁をよく見ると「モハ」や「サハ」「クハ」「モロ」などと書いてある車両を見る事があると思います。JRなら共通してこの記号が使われています。
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意味としては、モはモーターです。クは駆動車(運転台車)で、ハは普通車を意味し、ロはグリーンです。後ろに付く記号はイロハの順なので覚えやすいと思います。イ▶一等車(グランクラス相当) ロ▶二等車(グリーン車相当) ハ▶三等車(普通車)です。
頭に付く文字がサならモーターが付いていない車両なので、運転時のモーター音が少なく静かな車内環境となります。うるさいのが嫌いな人はサハを選ぶといいでしょう。

鉄道の命と言ったら座席だと思います。鉄道の座席は大きくわけて、クロスシートロングシートになります。クロスシートは次の画像のものです。
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クロスシートは進行方向にそった向きに腰かけることができて、流れていく車窓を楽しむ事ができます。
それに対してロングシートは次の画像の物です。f:id:fuwafuwamodern:20210313231423j:plain
ロングシートは進行方向に対して横向きに座るため、後頭部に窓が来るので車窓を楽しむのが難しい仕様となっています。前を向けば旅客がいるのでやはり気まずくなります。
座席にはそれぞれ特性があって、クロスシートは座り心地に優れており車窓を楽しめる。しかし座席定員は少なくなる。
ロングシートは座り心地は悪いし車窓は楽しめないが立席定員を多くする事ができるという点です。ロングシートは通勤通学が混雑するエリアの車両に多く、クロスシートは県をまたぐような長距離移動の旅客が多いエリアで使われます。自分が使う車両はどのような目的の車両なのか見るのもいいでしょう。

さて、ここまで超簡単に解説しました。これで次の日から鉄道に関して少しワクワクできるのではないでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございます。

都市鉄道の限界と混雑緩和への解決策

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日本人は世界のどの国より鉄道という移動手段を信頼し利用している。通学や通勤で利用するにあたり、列車は時間通りに駅に到着し、目的地まで運んでくれる。当たり前のようだが、諸外国では当たり前ではない。外国では列車が時間通りに来る方が珍しいのだ。
さて、日本では定年の引き上げや男女共同参画による労働人口の増加で鉄道の混雑率は著しく上がっていき、特に東京圏では過酷な状態になっている。
有名な鉄道で言うと、JR東日本の「山手線」「東海道線」「総武線」など、私鉄の「京急線」「小田急線」や東京メトロ都営地下鉄の混雑は異常である。主に愛知や岐阜市に路線を持つ名古屋鉄道(名鉄)や中部地方を管轄するJR東海でも混雑はするが、東京ほどの混雑はしない。
では、東京圏の鉄道会社は混雑緩和のために何もしていないのであろうか。鉄道会社が言うには「対策はしているが、既に限界に来ている」というのが実態である。

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鉄道で混雑を緩和するにはどうするか。簡単なのは列車の本数を増発したり、列車の両数を増やす事である。他には列車の速度を上げたり路線を増やして客を分散させることも出来る。
東京圏の鉄道では、2分おきに列車が来ることが当たり前になっているが、これは限界まで列車を詰め込んでいる。列車も自家用車同様、増やしすぎると路線で列車が詰まって「列車の渋滞」が発生する。通勤通学ラッシュ時の山手線がチンたら走っているのは前に走る電車に追いついているためだ。
このように、とにかく列車を増やせばいいという訳ではない。小池百合子東京都知事は混雑緩和に「グリーン車の導入」を提案していたが、グリーン車と言っても両数が増える訳ではなく、既存の編成の普通車をグリーン車に変えるだけで、単純な定員は減ってしまう。二階建てグリーン車東海道線などで利用されているが、二階建てにしても座席定員は確保できるが立席定員は入れられないので確実に座ることができるお客さんが増えるだけで輸送できる人員は増えない。
都市部の鉄道で横に長い「ロングシート」が利用されて、特急列車で使われるようなイスの「クロスシート」が利用されないのは立席定員を増やす事が出来ないためである。グリーン車の導入は混雑緩和に大きく役立つことはないだろう。
また、路線を増やそうとしても既に都市部に空いている土地はなく、用地買収にも多額の費用が必要になるため鉄道会社として進んで行えることではない。
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ではどのように混雑緩和を行うのか。これは単純にお客さんの量を減らすか、過疎で土地が余ってる田舎へ人口を移すしかない。現在はコロナ禍ということでテレワークが進んでおり、混雑も多少はマシになってきている。鉄道会社からしたら利益が減ってしまうのでこの策はあまりいい案ではないだろう。しかし、客の立場とすれば、毎日ぎゅうぎゅうな列車に乗って通勤するか、そのストレスなく家から仕事をするかどちらがいいかという話だ。
また、池袋を植民地化している埼玉や、チーバくんの鼻のとこにしか人が住んでない千葉、山梨や神奈川などは東京で仕事や勉強をしたく他県から集まってきた移民の街である(ベッドタウン)。秋田など田舎の人口が減少して東京圏の人口が増えるのはこの為でもあり、これを阻止すれば通勤での混雑は緩和することができる。しかしこれは鉄道会社が対策する事ではなく、地方創生として国が対策するべきことだ。
今後テレワークが定着すれば混雑はマシになるだろうし、国が積極的に田舎を発展させればこれらの問題は解決するだろう。


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都市鉄道の限界と混雑緩和への解決策

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日本人は世界のどの国より鉄道という移動手段を信頼し利用している。通学や通勤で利用するにあたり、列車は時間通りに駅に到着し、目的地まで運んでくれる。当たり前のようだが、諸外国では当たり前ではない。外国では列車が時間通りに来る方が珍しいのだ。
さて、日本では定年の引き上げや男女共同参画による労働人口の増加で鉄道の混雑率は著しく上がっていき、特に東京圏では過酷な状態になっている。
有名な鉄道で言うと、JR東日本の「山手線」「東海道線」「総武線」など、私鉄の「小田急線」や東京メトロ都営地下鉄の混雑は異常である。主に愛知や岐阜市に路線を持つ名古屋鉄道(名鉄)や中部地方を管轄するJR東海でも混雑はするが、東京ほどの混雑はしない。
では、東京圏の鉄道会社は混雑緩和のために何もしていないのであろうか。鉄道会社が言うには「対策はしているが、既に限界に来ている」というのが実態である。

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鉄道で混雑を緩和するにはどうするか。簡単なのは列車の本数を増発したり、列車の両数を増やす事である。他には列車の速度を上げたり路線を増やして客を分散させることも出来る。
東京圏の鉄道では、2分おきに列車が来ることが当たり前になっているが、これは限界まで列車を詰め込んでいる。列車も自家用車同様、増やしすぎると路線で列車が詰まって「列車の渋滞」が発生する。通勤通学ラッシュ時の山手線がチンたら走っているのは前に走る電車に追いついているためだ。
このように、とにかく列車を増やせばいいという訳ではない。小池百合子東京都知事は混雑緩和に「グリーン車の導入」を提案していたが、グリーン車と言っても両数が増える訳ではなく、既存の編成の普通車をグリーン車に変えるだけで、単純な定員は減ってしまう。二階建てグリーン車東海道線などで利用されているが、二階建てにしても座席定員は確保できるが立席定員は入れられないので確実に座ることができるお客さんが増えるだけで輸送できる人員は増えない。
都市部の鉄道で横に長い「ロングシート」が利用されて、特急列車で使われるようなイスの「クロスシート」が利用されないのは立席定員を増やす事が出来ないためである。グリーン車の導入は混雑緩和に大きく役立つことはないだろう。
また、路線を増やそうとしても既に都市部に空いている土地はなく、用地買収にも多額の費用が必要になるため鉄道会社として進んで行えることではない。
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ではどのように混雑緩和を行うのか。これは単純にお客さんの量を減らすか、過疎で土地が余ってる田舎へ人口を移すしかない。現在はコロナ禍ということでテレワークが進んでおり、混雑も多少はマシになってきている。鉄道会社からしたら利益が減ってしまうのでこの策はあまりいい案ではないだろう。しかし、客の立場とすれば、毎日ぎゅうぎゅうな列車に乗って通勤するか、そのストレスなく家から仕事をするかどちらがいいかという話だ。
また、埼玉や千葉、山梨や神奈川などは東京で仕事や勉強をしたく他県から集まってきた移民の街である(ベッドタウン)。秋田など田舎の人口が減少して東京圏の人口が増えるのはこの為でもあり、これを阻止すれば通勤での混雑は緩和することができる。しかしこれは鉄道会社が対策する事ではなく、地方創生として国が対策するべきことだ。
今後テレワークが定着すれば混雑はマシになるだろうし、国が積極的に田舎を発展させればこれらの問題は解決するだろう。

リニア新幹線が必要な本当の理由とは

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東京から名古屋、更に大阪までを結ぶ「リニア中央新幹線」の建設が進んでいます。リニアは速いというのは周知されていますが、どれほど速いかは知っていますか?最大600キロ、営業速度は500キロを予定されています。ちなみに、東海道新幹線の最高速度が285キロ、東北新幹線が320キロです。つまり、リニアの最高速度は新幹線の倍程度あるということです。
この速さを活かしてリニアが名古屋東京間で開業すると、約40分で到着することになっています。新幹線では1時間40分かかるので、大幅な短縮となります。出張で使うビジネスマンには嬉しい移動手段ですね。ですが、JR東海は速い移動手段を作る為にリニア中央新幹線を建設しているのでしょうか。実はそれだけではありません。
リニア中央新幹線が作られる理由とは、1つに需要の分散化、2つに老朽化した東海道新幹線の修繕のための代替輸送手段の確保、3つに南海トラフ地震に備えるためです。

東海道新幹線は年々需要が増えており、コロナ禍以前は超満員で、優等種別「のぞみ」の増発が繰り返されていました。そのため列車本数が増え、東京駅を5分間隔で発車することも普通になっており、山手線並の運行間隔になっています。そうなると、問題になるのが積み残しや過密ダイヤです。
積み残しとは、列車が満席(満員)となり乗車できないお客が出てくることです。過密ダイヤとは、その名の通りダイヤが過密になることです。ダイヤは簡単に言うと列車の運行予定の事で、運行する列車の量が増えると、列車の運行予定の”ゆとり”がなくなり、遅延や各駅停車種別「こだま」の待避待ちの時間が長くなったりします。現に東海道新幹線では、こだま号が優等種別(のぞみ・ひかり)の通過を待つ待避時間が10分15分とかなり長くなる事があります。
少し話は脱線しますが、列車の運行には2パターンあります。都市などの通勤通学で、近距離区間で多くのお客を輸送するパターン。都市や県を跨ぐ長距離輸送のパターン。前者では近距離間の駅を結ぶため、最大速度より加速度を優先して列車が設計されます。
列車の動力性能の特徴として、加速度が高いと最大速度が低くなり、最大速度が高いと加速度が落ちます。山手線や地下鉄などは前者に当てはまり、特急型車両や新幹線は後者になります。
特に新幹線は最大速度がとても速いため、加速度はかなり落ちます。通勤通学に使われることが前提の山手線の車両の加速度は3km/sですが、東北新幹線E5系は1.7km/sです。と言っても新幹線は200キロを超えてくると加速度はさらに落ちます。
つまり言いたいのは、新幹線は駅で停車し、発車しても加速度が遅いため最高速度に達する前に後続の列車に追いつかれてしまうのです。ダイヤとはあくまで鉄道会社の都合で、お客が乗降でちんたらしてると発車まで時間がかかり、また天候の影響で雨や雪になると空転や滑走で遅れが発生し、後続列車に悪影響を与えます。ダイヤにゆとりがあれば多少の遅れは問題ありませんが、現在の東海道新幹線はゆとりがないダイヤなので、少しの遅れが命取りです。
ゆとりがないダイヤが大事故になった事があります。それはJR西日本福知山線脱線事故です。当時のJR西日本は競合私鉄とのお客の取り合いをしており、何より速く目的地に着くダイヤを組んでいました。そのため、列車の運行にはゆとりがなく、また列車が遅れると運転士は厳しく叱責され、それはパワハラの域になっていました。
このため、制限速度をオーバーする無理な運転や、乗り心地を度外視した運転が行われており、その結果、福知山線脱線事故が発生しました。
新幹線は保安装置がしっかりしているため、大事故が起こることはまずありませんが、既にダイヤが限界に来ているのは明らかです。
そのため、お客様をリニアに移し、東海道新幹線の需要を減らしてゆとりあるダイヤにしたいのです。

第2に、東海道新幹線の老朽化があります。東海道新幹線は開業してまもなく60年となります。新幹線は速度を出すため、直線が多く設けられており、そのために高架区間とトンネル区間が在来線より多く作られています。この高架やトンネルがボロボロになっているのです。
鉄道は朝から夜まで走っているため、工事をするのは終電後の深夜帯から朝の始発前までになります。この限られた時間で新幹線のような、寸分の狂いも許されない繊細な軌道を整備するのは大変です。そのため、今のままだと東海道新幹線は壊れてしまいます。地震などの災害によって破壊される事もありえます。
つまり、東海道新幹線の需要をリニアに移して、その間に東海道新幹線を大規模に修理したいのがJR東海の狙いでもあります。
このまま静岡県の川勝知事がリニアの建設を妨害し続ければいつか大事故が起こるか、その前に日本の大都市を結ぶ交通手段新幹線がストップして経済に大打撃になります。
この川勝知事は親中派左翼兼反日で有名であり、日本の経済を止めるためにリニア建設を妨害していると言われても仕方ありません。
彼は大井川の環境破壊で水が無くなると言い訳していますが、これは嘘です。実は、大井川上流で東京電力の田代ダムから毎秒4.99トンの水を山梨の発電所に送り、富士川に放流しています。JR東海はトンネルに保水工事をしなければ毎秒2トン程度の水が無くなると言ってるだけで、その工事をすれば問題ないわけです。そもそも山梨に約5トンの水を送ってるので「静岡県の命の水が無くなる!」というのは嘘なのです。
また環境保全と言っていますが、実際は韓国企業が伊豆高原にメガソーラーを作って環境破壊。住民の反対があるにもかかわらずこれを許可しています。川勝知事は反日国には優しいようですね。いったいどこの国の人間なのでしょう?静岡県民は即刻この反日知事をリコールするべきではないでしょうか。
さて、このままでは静岡県民は東海道新幹線を破壊し、日本の経済を止めた罪人になってしまいます。この問題点は賢い静岡県民が正しい選択を選ぶのを期待するしかないのです。

最後の3点目ですが、南海トラフ地震に備える為です。現在、名古屋・東京の大都市間を結ぶ交通手段は高速道路か在来線(東海道線)と、東海道新幹線しかありません。上越北陸ルートと中央本線ルートもありますが、こちらはとにかく時間がかかります。
在来線の東海道線東海道新幹線は太平洋側を走っており、南海トラフ地震が発生した際は津波地震で破壊されることが予想されています。そうなった際、日本の輸送網は逼迫し、経済に大打撃となります。
リニア中央新幹線は内陸部を走るため、それほど地震の影響を受けません。もし新幹線が壊れても、リニアで代行する事ができます。つまり、リスクに備えるということでもあるのです。

以上がリニア中央新幹線を作る本当の理由になります。現在は静岡県知事が建設を妨害しています。このままでは日本経済に大きなダメージとなります。多くの国民がこのことを知って、反日知事を潰すことで全ての国民が助かることになります。
リニアが建設されれば東海道新幹線の需要が減り、のぞみなどの優等種別が静岡県に止まるようになります。そうなれば助かるのは静岡県民です。今は静岡県民が自分の首を絞めている状態です。一刻も早くこの状態が解消されることを祈ります。

新幹線の料金は適正なのか

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新幹線は日本を代表する鉄道です。安全かつ正確で、行きたい所にとても速く輸送してくれます。
そこで新幹線のイメージと言えば、旅行で使ったりビジネスマンが出張で使う感じですよね。
多くの国民にとって、新幹線は通勤通学電車のように気軽に乗ることが出来るものではないはずです。そこにはやはり値段が高いという事や、遠くまで行く機会が多くないという理由があると思います。
値段だけに絞ってみると、新幹線には通勤電車と違って運賃(乗車券)の他に「特急料金(新幹線特急券)」が必要になります。特急料金自体はJR在来線の特急にも必要になり、同じような感覚で新幹線にも運賃+特急料金の仕組みがあります。
新幹線には普通車の自由席・指定席と、特別車のグリーン・グランクラスがあります。グリーン車は政治家や企業の役員、芸能人が使ってそうなイメージがあると思いますが、その通りに値段が張るものです。グリーン車を利用するには特急料金の他にグリーン料金が必要になります。お金持ちや、気合いの入った旅行でなければまずグリーン車を使う事はないでしょう。ちなみに、昔で言う一等車はイと表記します。二等車はロです。これはイロハの順で、グランクラスはイ、グリーン車はロにあたり、普通車はハになります。
しかしグリーン車を使う使わないにしろ、新幹線料金を高いと思う人はいるはずです。ではその料金が適正なのか、考えたいと思います。
まず特急料金とは、列車の速達性・快適さに対して付加される料金です。JR在来線特急や、私鉄の1部特急でも特急料金が発生する場合がありますが、これらも特急列車が他の列車より速く目的地に着くために付加される料金になります。
東京名古屋間はほぼ同じルートでJR在来線と新幹線が結んでいますが、必要になる時間は大きく異なります。在来線が6時間50分程度なのに対して、新幹線ののぞみであれば1時間40分程度で到着します。この「速さ」を移動手段として売りにしているのが新幹線であり、料金に付加しているのが特急料金です。
東京名古屋間の運賃(乗車券)は新幹線が約6400円で、在来線の運賃も同じで約6400円です。ほぼ同じルートを走っているため、走行距離もほとんど変わらないので運賃は大きく変わりません。
しかし、新幹線を利用する場合は特急料金がかかりますので、値段は在来線で移動するよりかなり高くなります。この場合、指定席や自由席で変動しますが約5000円の特急料金が発生します。
半分の値段で6時間電車に乗るか、2倍のお金を払って1時間40分で目的地に行くか。どちらがいいですか?
運賃というのは、目的地までの距離が長くなるほど高くなります。新幹線が速いのは周知の事実ですが、具体的には東海道新幹線でマックス285キロ、東北新幹線で320キロものスピードが出ます。在来線だとせいぜい120~130キロが限界です。そのため、新幹線だと時間の割に遠くに行った気がしません。6時間電車に乗って「運賃は6000円ね」と言われるのと、1時間数十分電車に乗って「運賃は6000円ね」と言われるのだと、高いなと感じるのは後者のはずです。
長い距離を走るということは、その分人件費や土地代や架線や線路等の修繕費がかかるということです。当然、車両の維持整備費もかかります。特に新幹線はとても速い速度で走りますから、その分入念な整備や高い技術が必要になります。そのため運賃も必要だし、技術料という意味でも特急料金が必要になります。在来線で6時間かかるのを1時間数十分で行けるのであれば、それに特急料金を払うのは悪くはないでしょう。
つまり、特急料金とは時間を金で買っているのです。これは在来線特急にも言えることです。
しかしぼったくりと言われても仕方ないのは分かります。JR東海はじめ新幹線を運用しているJRは大きな儲けを出しています。主要新幹線はドル箱路線なのも事実です。
ですが、そのお金で在来線の過疎路線維持や災害復旧の資金に当てている所があり、現在では地方路線がほとんど赤字であり、新幹線がなければ地方の路線は廃線になるか、地方自治体が資金を援助する第三セクターになっているでしょう。つまり新幹線利用者がお金を出すことで、地方の人達が助かっているのです。
時間を買う、地方を助けるというのが新幹線の料金に含まれているのです。また、現在では多種多様な移動手段があり、新幹線も競争しています。名古屋東京間であれば高速バス、博多大阪間と北海道東京間は航空機などと、費用対効果で良い方を消費者は選びます。新幹線が異常に高いのなら、その他の移動手段が儲かっているはずですし、JRも値下げなどの対抗策を練るはずです。
そう考えると「今の料金が適正」だということです。速いが料金がかかる新幹線、遅いが料金は安いその他の移動手段。皆さんがよく考えて、好きな方を選んでください。

NHKの偏向報道を被害者の私が語る

まず、事の流れはこうだ。あいちトリエンナーレの表現の不自由展が問題になった8月。私は県民である以上、あのような税金のムダ遣い・不適切使用は許せず、県庁の方に抗議の電話を行いTwitter上でも報告した。そのツイートを見たNHKから「取材をさせてくれ」と話がかかったのだ。
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断る理由もないので、取材を受けることにした私。当然NHK偏向報道の実態は把握しており、自分もその被害を受けるのも承知していた。そのため、取材を受ける段階で記者の方に「抗議した側がマイナスの印象に取られるネガティブな感じで番組を構成するのはやめてください。ネガティブな感じでやらないのなら顔出しでもいいです」と電話で伝えた。取材を担当する記者はNHK社会部のN記者だ。
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これがその記者の名刺だ。そして予想通り、この約束は裏切られた。

さて、取材はNHK名古屋放送局とその近くの路上で行われた。初日は名古屋放送局の中、応接室で行われ、その様子は主にNHKのネット記事にされた。2日目は名古屋放送局近くの路上で行われた。当初、放送局内での取材のみで終わる予定だったが、急遽取材が追加され、テレビのクローズアップ現代では主にこの2日目の様子が使われた。ネット記事のリンクはこちら→https://www3.nhk.or.jp/news/special/enjyou/expression/articles/expression_20190905-01.html

当日の取材時間はおよそ2時間だ。取材内容は単純で、記者の質問に私が答える方式だ。
「なぜ電凸(電話抗議)をしたのか」や「なぜ暴言や脅迫のような電話がくるのか」、「なぜ抗議が集まったのか」などこれに似た質問が大半である。私は答える度、「私は電話をとる職員の方が不快な思いをしないように丁寧に質問と抗議の意を伝えた」と言ったが、それらは全てカットされた。そして、「なぜ暴言のような電話がくるのか」という問に対して、「それは本当に1部の人間だけです。電話では顔や姿も見えないし、それを悪用してなんでも言ってもいいという感じに思う人間が1部にいる。他にもやっている人がいるから集団心理でやる人間もいると思うが、それはごく一部。だから自分は電話でも丁寧に話すし、節度をもって意見を述べる。過激なことは言わない方が良い」と答えました。しかし使われたのは「顔も姿も見えないから何言ってもいい。集団心理がある」というように切り取られたのだ。
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これではまるで私やその他の人が悪意を持った人間のようにとられてしまう。つまりNHKは電話で抗議した人間を悪に仕立てたのだ。

取材を受ける私としても、質問する側が何を言わせたいのか分かってしまう。質問の内容で「イイネやリツイートが増えると嬉しいか」と聞かれた。NHKはこう言わせたいのだろう。「ネットで拡散されたり共感されると嬉しいから悪質な電話をしそれをツイートする」と。そう言わせたいようにとれる質問をいくつもされた。
NHKの悪意はこれだけではない。取材を申し込まれる段階で「顔や声を加工できますが、どうしますか?」と言われたので、私は後ろめたいこともなく顔出しOKなので「NHK的には顔を出した方がいいんですか?私は別に顔を出してもいいですよ。ネガティブな感じでやらないのなら」と答えた。クローズアップ現代は有名な番組だ。視聴者も多い。そこで私が顔を出し、もし酷い偏向報道をされたら社会的に殺される。だからネガティブな感じの放送はやめてくれと前置きしたのだ。
そしてNHKのN記者はこういった。「顔や声を加工すると犯罪者のような印象に取られることがある」と言った。それもあり、私は「顔出しOK」と言い、その流れで進んでいった。しかし、放送直前になり、N記者から「モザイクありでお願いしていいですか?」と言い出したので、渋々了解した。質問に答える側が顔出してたら悪意を持ってやっているように印象操作出来ないからモザイクありにしたのだろう。今思うと、モザイクがあってよかったと思う。酷いくらいに私達が悪人にされていたからだ。モザイクがなければ私は現実世界でボロクソに叩かれ、就職も難しくなっていたと予想できる。

最後に、NHKやその手の取材は受けない方が良い。私はクローズアップ現代やネット記事を見て、約束が違うじゃないかと思ったのでN記者と番組構成側に電話をした。N記者は「ハハハ、出演者の方、ちょっとキツイ言い方してましたねー」と。全く腹立たしい。あれだけ「ネガティブな放送はするな」と言ったのにそれは全く守られなかったからだ。オマケにその記者からは「そんな約束しましたっけ?」と言われた具合だ。それに加えて酷いのは、番組構成側だ。受付担当の者からは「今、制作責任者が不在なので、後でかけ直させます」と言っていたが、3ヶ月たった今日まで電話はかかってきていない。どうしようもなかったのでNHKから国民を守る党に相談したら、「初めての案件なので対応が分からない。立花党首と相談してから裁判をしてはどうか」と言われた。私は学生の身分であり、裁判を起こす金などない。だから諦めた。

これだけの被害を受けて、得るものは何一つなかった。今はとても後悔している。だから皆さんには十分に気をつけて欲しいと思う。

日本経済の悪循環

日本経済は悪化の一途を辿っている。消費税増税もその要因であるが、それより大きな問題がある。それは個人消費の低下だ。日本は内需が基本の国であり、観光業を主にするイタリアやギリシャ、外需を主とする米国や中国、オーストラリアとは違う。つまり、国内にいる日本人にいかにお金を使わせるかが大切になってくる。
昨今問題になった年金2000万円問題も日本経済を蝕む存在である。というのも、財務省厚労省は「将来的に年金等社会保障費が膨れ上がり給付できなくなる」と不安を煽っているからである。そもそも小さな政府の日本で年金だけで将来を暮らそうというのが間違っているのだが、そう思う人間が増えたのも一途に日本の教育が悪いと言える。
日本人は金融資産を預金や保険で保持する傾向にある。対して外国、特にアメリカでは株式投資に多く使う傾向にある。外国では株式投資等について学校で習うので、投資に対する拒否反応が少ない。日本ではお金について話すのはタブーになっているし、株の話は「なんか難しい」「リスクがある」といって避けられる事が多々ある。実際のところ、小さな投資であれば変なことをしない限りリスクはないのだが、それもさっき言った通り教育に問題があると言える。
全国証券取引所の資料を引用すると、1970年度の株式保有率を見ると、普通銀行15.8%,証券・保険会社17.1%,法人23.9%,外国人・外国法人4.9%,政府・地方公共団体0.6%,個人その他37.7%である。そして現在17年度は、普通銀行3.3%,証券・保険会社27.3%,法人21.8%,外国人・外国法人30.2%,政府・地方公共団体0.4%,個人その他17%である。
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個人の株式保有率が大きく下がり、外国からの株式保有率は現在約6倍になっており、大きく上がっているのが分かる。昨今では現金配当ではなく、優待券や商品等の配当が増えている。それはなぜかと言うと、外国人は日本円を貰っても使い道が狭いからだ。そのため企業は外国人にも喜んで株を買って貰えるよう、商品等の実物を配当するようになったのだ。
昔の日本人は個人的に投資をし、将来に備えていた。今の日本人は年金をあてにし、貯金を増やす一方。そうなると内需の国としては大打撃だ。外国人に株を買われれば企業の乗っ取りも可能になってくる。日本の資産はどんどん外国に吸われ、衰退していくだろう。財務省やマスコミはどんどん将来不安を煽る。それに比例し日本人の貯蓄は増え、消費が減る。そうして景気が悪くなるのだ。日本は株式投資も学校教育で教えるべきであり、日本のガンである財務省は解体すべきだ。